第1条
本会は、広島佐伯リトルリーグ野球協会及び広島佐伯リトルシニアリーグ野球協会(以下リーグという。)と称する。
第2条
野球を愛好する少年に野球を正しく指導し、且つ、その体力の向上とスポーツマン精神を養成するとともに、人間として礼儀正しく健全な成長を遂げることを目的としてこの交歓の場を与える。
第3条
リトルリーグは未就学児から満12歳まで、リトルシニアリーグは中学生を対象とする。リトルリ一グは、 マイナーークラスとメジャークラスで構成されており、マイナークラスは、未就学児から小学校4年生までとし、メジャークラスは5年生から中学校入学までとする。
第4条
当リーグは広島市佐伯区、廿日市市、大竹市及びその近隣を占有地とする。
第5条
前4条に定める地域に居住する者のうち、入団の意思表示を行ったものに対し、当リーグ会長が面談を実施し、当リーグへの入団がふさわしいと認める者が、入団誓約書にサインし会長宛に提出した時をもって、会員とする。なお占有地域以外であっても当該地域のリーグ会長同士が書面により双方合意した場合入団させることができる。
第6条
当リーグは、目的を達成するために次の事業を行う。
①連盟が主催する各種大会及び事業への参加。
第 7 条
当リーグは役員を置く。
第8条
会長、副会長、事務局長をもって構成し、当リーグの企画運営に関する重要事項を計画、決定し執行する。
また、必要に応じて執行部会を開く。
第9条
役員は次の任務を行う。
第10条
第 11 条
会員が退団の意思表示をしたときは、その資格を失う。
第 12条
第 13 条
第14条
毎年9月1日から翌年8月31日までの1年間無欠席の選手は、これを表彰(以下、皆勤賞という)する。
①無欠席の選手とは、土日、祝日の練習及び試合(夜練を除く)を1年間1度も休まなかった選手(練習参加者)をいう。
②練習参加者とは、練習に参加した選手をいう。グランドに来たが、体調不良により練習に参加することができず、帰宅した者について
は、欠席とする。なお、怪我等により練習には参加できないが、グランド内でチームサポート等を行ったものについては、練習参加者
として認める。
③学校行事(参観日、体育祭、修学旅行等)での欠席及びクラブセレクション等進路に関することへの参加については出席とする。
④インフルエンザ等、学校で出席停止となる病状で欠席した場合は、出席とする。
⑤冠婚葬祭(葬儀、結婚式、法事)での欠席は出席扱いとする。
⑥練習及び試合中に負傷し休部した者は、公傷扱いとし出席とする。
⑦練習中の発病や怪我などにより、早退した場合は出席とする。
⑧皆勤賞は特別な賞であることを認識し、安易に欠席することを擁護し出席扱いに変更しないこと。
⑨皆勤賞は、選手の最重要目標とし、体調管理に努めること。なお皆勤賞により、家庭を縛るものではない。本業(学校)に影響が出
ない様、体調不要時は、各家庭で話し合い、出欠を決定すること。なお、選手は、各クラスの監督に、直接電話等にて欠席を伝えるこ
と。保護者は保護者会長に連絡すること。
第 15 条
会計は関係帳簿として次の帳簿を常備する。
第 16 条
当リーグの会計年度は毎年9月1日から翌年の7月31日までとする。
第 17 条
当リーグの事業年度は毎年9月1日から翌年の8月31日までとする。
第18条
第 19 条
練習日は原則として、次のとおり定める。
①土日及び祝日並びに平日の夜間練習1日とする。
②平日の夜間練習は自主練扱いとし、夜間練習が必要とされるクラスが実施するものとする。
③練習時間は、原則土日祝日の9時00分から17時00分とし、選手の集合時間は練習開始の30分以上前とする。なお、練習時間の延長及び
短縮が必要であると認めるときは、各クラスの監督が保護者の了承を得ることで、これを妨げない。なお、練習時間の延長は必要最小
限とすること。
④その他リーグが必要と認めたとき。
第 20条
第5条により会員としての資格を有した時は、次のとおり入会金を納める。なお、退団時に入会金の返金はしない。
①シニアクラス:7,000円
②メジャ一・マイナークラス:5,000円
第 21条
細目
1 卒団式について
⑴ 卒団式は、シニアリーグ中心で行う。期日は8月下旬または9月上旬とする。
⑵ 各クラスの監督は、活動報告を行う。なお、リトルリーグクラスは3月までの(前チーム)の活動報告とする。
⑶ シニアクラスの役員を選出する。
⑷ シニア卒団生に記念品を授与する。
⑸ リトルリーグの卒団式は行わない。
⑹ 4月にリトルリーグ(メジャー及びマイナー)活動終了報告会を実施する。同時に新役員を選出する。
2 リトルリーグ4月から8月生まれの選手の取り扱いについて
⑴ 小学6年生の1月からシニアリーグの練習に参加することができる。会費は3月まではメジャー扱いのため、メジャークラス会費分(現在は5,000円)とする。
⑵ マイナークラスは、同様に4年生の該当選手はメジャークラスでの練習に参加する。会費はメジャークラスの会費分(現在は5,000円)とする。
3 選手の指導方針について
⑴ 監督は新チーム結成時に、チームの戦力等を分析し、その結果を基にチームの最終目標を設定すること。また、年間計画を立て計 画に基づき練習メニューを作成し、チームの最終目標を達成できるように努めること。
⑵ 監督は定期的に指導者ミーティングを行い、コーチに対して指導方針を伝えること。また、コーチの役割分担を明確にすること。
⑶ コーチは監督を補佐し、監督の指導方針に基づいて、選手の指導に当たること。また、新しい指導方法について提案し、チーム力の向上に努めること。
⑷ 各クラスの監督及びコーチは、各選手の年齢、性別、性格、体格、能力などを考慮し、選手にあった練習メニューで指導を行うこと。
⑸ 指導には厳しさが求められ、時折厳しい言葉が必要であると考えられるが、差別的な言動及び暴力行為は厳に慎むこと。
⑹ 3クラス統一の体力測定を実施し、統一した選手の育成に役立てること。
⑺ 指導者各位の活動時の服装は、チームの統一カラーの物を身につけ、一体感をもって活動すること。 服装を正し、選手及び保護者並びに連盟の見本になるよう努めること。
4 グランド及びその周辺の整備について
⑴ グランド及びその周辺をむやみに掘り起こさないこと。
⑵ グランド周囲の溝は、土砂、木片、落葉等を堆積させないよう、常に清掃すること。
⑶ グランド周辺の物品の整理、雑草の刈り取り、ごみ等の除去をするなど、「整理、整頓、清掃」に心がけること。
⑷ 年2回(5月と11月頃)一斉清掃を実施する。
5 何のために野球をするか・・・。
プロ野球選手になるため、甲子園に出たいから、ただ野球が好きだから。いろいろな答えがある。でも、一番の根底にあるのは、野球は人生の一部であり、人として成長するためのものだということ。野球はあくまでも「人間教育の手段のひとつ」にすぎない。 大きな木の幹の部分が人間教育であり、その幹に野球や勉強、友人、家族礼儀など、いろいろな枝葉がたくさん伸びている。 野球だけではなく、それ以外の枝葉にもきちんと実をつけることで、初めて人として成長していける。 野球が幹になってしまっている人は、バッティングやピッチング、守備、監督との関係など、野球のことばかりが枝にぶら下がっていて、他のことを大事だと思わなくなる。ただ勝てばいい、うまくなればいいという考えで、野球以外のことを大事にしない選手は、人間として成長できないし、心も育たない。ひいては野球でも成果が残せなくなる。指導者及び選手並びに保護者は、選手自身が野球を通して、人間的に成長することを第一に考えてほしい。
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